今季のチャンピオンズリーグ(CL)で決勝まで進出したアトレティコ・マドリーは、同大会で得た収入を選手の契約更改に用いているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
2013-14シーズンのスポーツ面における収入を3750万ユーロ(内CLが2500万ユーロ)を見込んでいたアトレティコだったが、決勝進出を果たしたCLの収入が5000万ユーロ程ととなっために、その内1500~2000万ユーロを契約更改に費やす方針。ここまでにMFコケ、DFフアンフラン・トーレスの契約を延長した同クラブだが、今後はMFガビ、DFディエゴ・ゴディンらの年俸額をアップさせる意向という。
だがチェルシー移籍が確実視されるDFフィリペ・ルイス、FWジエゴ・コスタは契約更改のオファーに断りを入れた模様だ。D・コスタには年俸300万ユーロを550万ユーロまで上げるオファーが提示されたものの、同選手の意思は揺らがなかった様子。また1カ月程前にオファーを拒否したフィリペは、チェルシーから年俸500万ユーロ近くのオファーを受け取ったとされ、アトレティコはすでに後釜としてDFギリェルメ・シケイラを獲得している。
『ESPN』に移籍の意思を表明したDFミランダ含め、アトレティコは退団を希望する選手に対して、契約解除金と同額の獲得オファーが他クラブから届かない限り、放出を認めない意向を貫いている。なお、退団を希望しているとされる以上3選手の契約解除金は、D・コスタが3800万ユーロ、フィリペが2400万ユーロ、ミランダが3000万ユーロとなっている。
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