2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグを制したレアル・マドリーCFがUEFAクラブ係数ランキングで首位に躍り出る一方、国別ランキングではスペインが首位の座を守った。
リスボンで行われた5月24日のUCL決勝で宿敵クラブ・アトレティコ・マドリーを下したレアル・マドリーは、シーズン開幕当初の順位が3位だった。しかし、通算10回目の欧州制覇〝デシマ”を達成したロス・メレンゲス(マドリーの愛称)は合計161.542ポイントとなり、FCバルセロナと準決勝で倒した2013年の欧州王者FCバイエルン・ミュンヘンを上回った。
一方のアトレティコは119.542ポイントとなり、4つ上の7位まで浮上。チェルシーFCは4位で変わらなかったが、UEFAヨーロッパリーグ準優勝のSLベンフィカ(5位)とマンチェスター・ユナイテッドFC(6位)の順位が入れ替わった。
そのほかにも20位以内に入ってきたのは、パリ・サンジェルマン(昨季の27位から17位へ)とユベントス(同26位から16位へ)だ。クラブ史上初めてUCLの決勝トーナメントに勝ち進んだマンチェスター・シティーFCは、8つ上の22位まで浮上した。一方、UEL優勝のセビージャFCは39位から23位へ、オリンピアコスFCも37位から27位に上がっている。
国別ランキングでは、レアル・マドリーやバルセロナ、アトレティコ、そしてバレンシアCF(クラブランキングで1つ上の8位に浮上)の成功を受け、スペインが97.713ポイントで首位を堅持した。また、84.748ポイントで2位につけるイングランドは、クラブランキングの20位以内に4チームを送り込んでいる。
3位はクラブランキングの上位にバイエルン、FCシャルケ04(14位)、ボルシア・ドルトムント(15位)の3チームが名を連ねたドイツで、4位はイタリア、5位がポルトガルとなった。
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