スペイン『アス』は、アトレティコ・マドリーがユヴェントスMFアルトゥーロ・ビダルの代理人フェルナンド・フェリチェヴィッチ氏に接触したことを報じた。
アトレティコはチェルシー移籍が確実視されるMFチアゴ・メンデスのような成熟した中盤の選手を求め、ビダルに目をつけたようだ。『アス』曰く、アトレティコの関係者はフェリチェヴィッチ氏にビダルが同クラブ加入に興味があるかを問い合わせ、今週に話し合いの場を持つことを約束したという。
ビダルの市場価格は4000万ユーロと高額だが、アトレティコはチェルシーFWロメル・ルカクのレンタルでの獲得に近づいているとされる。ベルギー代表FWを引き入れる場合には、チアゴ同様チェルシーに移籍すると目されるFWジエゴ・コスタの後釜確保費をビダル獲得に回せる見込みだ。
また、ビダル本人がアトレティコに移籍を決断することは容易ではないと予想されるものの、『アス』は「現在のアトレティコは欧州のパノラマの中でも重要なクラブであり、ビダルのような選手を惹きつけることも可能」との見解を示している。
なおビダルにはアトレティコのほか、同クラブの永遠のライバルであるレアル・マドリーからの興味も報じられている。
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