シケイラがアトレティコと契約

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オフシーズンの補強を進めるクラブ・アトレティコ・マドリーが、ブラジル人DFギリェルメ・シケイラをグラナダCFから獲得した。スペイン王者が支払う移籍金は1000万ユーロ(約14億円)と報じられている。

2013-14シーズンをレンタル先のSLベンフィカで過ごし、ポルトガル・リーガとポルトガルカップ、さらにリーグカップの国内3冠に貢献したシケイラは、メディカルチェック通過後、アトレティコと4年契約を結ぶことになった。この28歳の左SBは、ジョルジ・ジェズス監督率いるイーグルス(ベンフィカの愛称)の一員として5月のUEFAヨーロッパリーグ決勝にも出場。しかしトリノで行われた大一番では、セビージャFCに敗れて準優勝に終わった。

「夢が現実になったね。本当に幸せだ」とシケイラは語った。「選手なら皆、偉大なチームのためにプレーしたいものだけど、今、僕はアトレティコの家族の一員となるチャンスを手に入れた。リーガ王者に加わって、自分がどんなことをできるのか、示したくてたまらないよ」

シケイラは欧州でのプレーをFCインテル・ミラノでスタート。その後、ウディネーゼ・カルチョとACアンコナにも在籍している。2010-11シーズンには期限付き移籍先のグラナダで1部昇格に貢献し、最終的に完全移籍を果たした。このスペイン南部のクラブではリーグ戦の100試合で12得点を挙げ、昨季はベンフィカに活躍の場を移していた。

アトレティコのスポーツディレクターのホセ・ルイス・カミネロ氏は次のように述べた。「この補強でチーム内のポジション争いが活性化される。我々はこのクラブに来る選手たちに対して、競争で揉まれることを常に求めているからね。(シケイラは)セットプレーを非常に得意とし、PKを蹴ることができ、攻撃参加も上手い。守備能力が非常に高く、ポジショニングのセンスも持っている」

先日、GKミゲル・アンヘル・モヤとアタッカーのアンヘル・コレアの獲得を発表していた2013-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準優勝チームは、新シーズンの大会にグループステージから出場する。

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