新戦力モヤ、去就未定クルトワを意識「誰の控えになるつもりもない」

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今シーズンのリーガ・エスパニョーラを制覇しながら、来シーズンは主力の大量離脱によりスタメンの大幅変更を余儀なくされると予想されているアトレティコ・マドリーが、最大の懸念材料であるポジションで新戦力の獲得にこぎつけた。

アトレティコ・マドリーは現地6月5日、ヘタフェからスペイン人GKモヤを3年契約で獲得したことを発表。本拠地ビセンテ・カルデロンで行われた入団会見で、「アトレティコ・マドリーでプレーするのは、自分にとって大きな挑戦」と意欲を見せたモヤは、チェルシーからのローンによりここ3シーズンに渡りプレーしたものの、来シーズンの去就が未定のベルギー代表GKクルトワへのライバル心も垣間見せた。

「クルトワのことは、ヨーロッパ屈指のGKとしてリスペクトしている。彼がチェルシーでプレーする場合、それが自分にとって良いニュースなのか悪いニュースなのかは分からない。だが僕は、静かにクラブにやって来て、今やヨーロッパ有数の選手になっているガビやマリオ・スアレスのような選手に、自分の姿をダブらせたい。新たなチームメイトが来る可能性も、クルトワが戻ってくる可能性もあるだろうが、現時点でゴールマウスを守ることが決まっているのは僕だけだ。自分はレギュラーを取るつもりでここにやって来たし、それを可能とするだけの経験も意欲もある。誰の控えになるつもりもない」

モヤの獲得によりゴールマウスに一定の目処が付いたアトレティコ・マドリーはさらに、ブラジル人DFフィリペ・ルイスが退団した場合に備え、今シーズンはローンによりベンフィカでプレーしたグラナダのDFシケイラの獲得が内定したとも報じられている。

その一方、既にニューヨーク・シティへの移籍が決定しているスペイン代表FWビジャは、同クラブが米国MLS(メジャーリーグサッカー)に新規参入する2015年1月まで、同じくマンチェスター・シティの傘下にあるメルボルン・シティでプレーすることが発表されている。

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