アルゼンチンの名門リーベル・プレートで活躍中のFWジョバンニ・シメオネは、父であるディエゴ・シメオネの仕事に感銘を受けているという。アルゼンチンのスポーツ紙「Ole!」が伝えている。
ジョバンニ・シメオネは1995年生まれの18歳。ジョバンニが生まれた頃、父はアトレティコ・マドリーで選手として活躍していたため、マドリー生まれのジョバンニはアルゼンチンとスペインの2つの国籍を有している。U-17、U-18、U-20と各世代でアルゼンチン代表に選ばれており、所属するリーベルでも今季からトップチームに昇格して17試合に出場した。
現在ブエノスアイレスで母と2人の弟と4人暮らしのジョバンニは、遠く離れたスペインで監督として活躍している父ディエゴについて話題が及ぶと、父がアトレティコ・マドリーをチャンピオンズリーグの決勝まで導いたことを次のように称賛した。
「父は今サッカーの潮流を変えているのだと思う。それがアトレティコ・マドリーの戦術に少しずつ反映しているところなのだろう。父とは仕事の話をしないけど、僕はアトレティコ・マドリーが父の影響で強くなったことを誇りに思う。いつか父と同じチームでプレイしてみたい願望もあるよ」
ジョバンニはリーベルでのポジション争いについて「フェルナンド(カベナギ)とテオ(コロンビア代表のテオフィロ・グティエレス)など優秀な選手が揃っているから大変。もっと上手くならないといけない」と述べた。
ジョバンニにとって憧れの選手は、ロナウド(元ブラジル代表)、ルート・ファン・ニステルローイ(元オランダ代表)、そしてファルカオ(コロンビア代表)の3人で、「3人とも偉大な選手。彼らのようになりたい」と語った。
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