バルサ、コケ獲得に本腰

この記事は約2分で読めます。

バルセロナがアトレティコ・マドリーMFコケ獲得を目指しているようだ。『マルカ』や『スポルト』など、スペイン主要メディアが報じている。

今季に主要タイトルを獲得できず、チームに変化をもたらす必要性が生じているバルセロナ。同クラブは34歳となったMFシャビ・エルナンデスの後釜確保という意味合い含め、今夏の移籍市場でコケを引き入れる考えという。

バルセロナにとって大きな問題となるのは、移籍金額と選手本人の意思だ。まず移籍金額について、アトレティコは昨年9月にコケとの契約を2018年まで延長し、契約解除金は2400万ユーロから6000万ユーロまで引き上げられた。この点について、『マルカ』がバルセロナに同額を支払う用意があると報じる一方、『スポルト』は同クラブが3000万ユーロほどで交渉をまとめる考えと伝えている。

また、選手本人の移籍の意思だが、アトレティコのカンテラーノであるコケが同クラブに感じる愛情は強く、最近にも「このクラブは僕のホームであり、とても幸せだ」と話していた。『マルカ』は「コケはアトレティコのファンであり、このチームのユニフォームを着てプレーすることを誰よりも楽しんでいる。その考えを変えることは、決して容易ではない」と記している。

なおコケには、マンチェスター・ユナイテッドからの興味もささやかれている。もし6000万ユーロで移籍が実現すれば、FWフェルナンド・トーレスがリヴァプールからチェルシーに渡った際に発生した5800万ユーロを上回って、スペイン人としては史上最高額の移籍金となる。

コメント