セビージャのラキティッチを巡り“マドリー・ダービー”が勃発

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チャンピオンズリーグ(CL)決勝を筆頭に、今シーズン5度に渡って繰り広げられた“マドリー・ダービー”が、セビージャのクロアチア代表MFラキティッチを巡り、この夏の移籍市場でも見られる可能性が出てきたようだ。

今シーズン、ヨーロッパリーグ(EL)を制し、リーガ・エスパニョーラでも5位に入ったセビージャの強豪復活の立役者であり、来月開幕するFIFAワールドカップでもクロアチア代表としての活躍が期待されるラキティッチ。

レアル・マドリーでは、フロレンティーノ・ペレス会長が獲得に興味を示しており、セビージャとの接触を開始したと報じられている。しかし、セビージャとの争奪戦に敗れた2011年1月以降も同選手獲得の噂が何度も流れてきたアトレティコ・マドリーも黙ってはおらず、同じくセビージャにオファーを提示したと見られている。

CL決勝ではレアル・マドリーに凱歌が上がった“マドリー・ダービー”だが、スペインのラジオ局『Cadena COPE』によると、ラキティッチの獲得競争では、リーガ・エスパニョーラを制したアトレティコ・マドリーが優位な状況にあるという。

とはいえ、ラキティッチの最終的な意向について回答を待っているセビージャでは、ホセ・カストロ会長が「もしラキティッチに関して移籍交渉が行われるなら、我々は極めて厳しい姿勢で臨むことになる」と述べており、いずれにしてもマドリードの2チームにとっては高いハードルとなることは間違いないだろう。

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