FCバルセロナとのアウェー戦で同点ゴールを奪い、クラブ・アトレティコ・マドリーのリーガ優勝を決めたディエゴ・ゴディン。あれから1週間、UEFAチャンピオンズリーグの決勝でもゴディンのゴールがチームを優勝に導くかと思われた。
リスボンで行われたレアル・マドリーCFとの決勝は、ゴディンのゴールで前半のうちにアトレティコが先制。後半ロスタイムに入っても1-0とリードしていたが、終了2分前にセルヒオ・ラモスに同点ゴールを奪われた。そして結局、延長戦を終えてマドリーが4-1と逆転勝利。ゴディンとチームメートのフィリペ・ルイスは当然ながら「とても悲しい」としながらも、決勝そして今大会を通したアトレティコの戦いに誇りを示した。
アトレティコのDFディエゴ・ゴディン
もちろん、とても悲しいよ。この試合を落としてしまったのだからね。本当に残念だ。でも最終的にはこのチームのことを誇りに思っている。すべてのクラブ関係者、そしてすべてのファンのことも。僕らは素晴らしいシーズンを送った。ピッチで結果を出したのだから、胸を張っていいと思う。でもこれがサッカーだ。勝つときもあれば負けるときもある。だから今は王者を祝福するしかない。僕らも今季は成功を収めたから、冷静に受け止めるよ。
本当に素晴らしいシーズンだった。リーガを制したんだ。それがいかに重要で、同時に難しいかは理解している。でも今回は残念だったと認めるよ。決勝に出たら勝ちたいと思うものだからね。でも僕らは勝てなかった。力の限りを尽くしたがダメだった。それでもさっき言ったように、チームメートとファンを誇りに思っているよ。
うちのファンはもう何年も僕らを本当によくサポートしてくれている。希望を持ち、声援を送り、そして一緒に苦しんでくれる。僕らはクラブ、そしてチームとして常にベストを尽くすということを彼らに示すことができた。
アトレティコのDFフィリペ・ルイス
本当に残念だよ。あと一歩でトロフィーに手が届くところまでいったのに、逃してしまったのだから当然だ。レアル・マドリーは素晴らしい試合をし、最後まで諦めなかった。彼らを祝福するよ。僕らはもう一度顔を上げて、これから先のことを考えなければならない。
それにしてもショックだ。レアル・マドリーが3-0で勝っていたら、これほどダメージはなかったかもしれないけど、つかみかけた優勝を手放したのだからダメージが大きい。でも彼らにおめでとうと言うしかない。本当にいいチームだからね。彼らは素晴らしいシーズンを送ったということさ。
僕らも最高のシーズンを過ごした。この大会でビッグクラブと戦えたのもよかった。このタイトルも欲しかったけど、それは手に入らなかった。それでも間違いなくいいシーズンだったと言えるよ。
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