24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でレアル・マドリーに1-4と敗れたアトレティコ・マドリーだが、エンリケ・セレソ会長はチームの戦いぶりを誇っている。
アトレティコは36分にDFディエゴ・ゴディンのゴールで先制。1点リードで優勝目前に迫っていたが、後半アディショナルタイムに失点すると、延長戦に3ゴールを許して準優勝に終わっている。
しかし、セレソ会長は最後まで全力を尽くした選手たちを労い、勝利と敗北のあとの振舞い方を心得るべきだと語った。試合後の同会長のコメントを、スペイン『アス』が伝えている。
「(敗者の振る舞いを)知らなければいけない。それができない者は、フットボールの世界にいるべきではない。ここにいられること、このチーム、ファンを持てることは非常に誇りだ。健全でエレガントなファンたちだよ。彼らは勝利と敗北後の振る舞いを知っている」
「今日はマドリッドの街が勝利した。スポーツ的な側面で言えば、より幸運を持っていた方が勝利を収めたね。うまくプレーするのと同じくらい、運も重要なんだ」
開始9分で交代を余儀なくされたFWジエゴ・コスタにも触れた。
「まだ彼を見ていないよ。ほかの全員と同じように疲れきっているはずだ。今は、彼らに士気や気力といったものを与えてあげなければいけない。彼らがこの写真を記憶に留めてほしくないね。それはフェアじゃないし、彼らはそれに値しない」
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