アトレティコ・マドリーGKティボ・クルトワは、チェルシーに復帰するかどうかの今後の去就についてはいまだ不透明だとしながらも、GKペトル・チェフと同じチームに在籍するのは理想的な状況ではないと述べている。
過去3シーズン連続でチェルシーからアトレティコへレンタルされ、リーガ屈指のGKへと成長したクルトワ。アトレティコはレンタル延長を希望しているが、チェルシーは同選手の復帰を望んでいるとも見られる。
チェルシーに復帰すれば、唯一のポジションをチェフと争わなければならない。クルトワは現状についてイギリス『BBC』で次のように述べた。
「2人とも、あらゆる場面でプレーしたいと思っているんだ。リーグカップとFAカップでプレーするだけで満足な選手は誰もいない。今の時点では不透明な状況だよ」
「ペトル・チェフのことは強く尊敬している。確かプレミアリーグのベストGKに選ばれたと思うし、今でも素晴らしいレベルにあるということだ。世界最高のGKの一人なので、彼と僕を一緒にチームに置くのはあまり健全なことではないと思う」
ベルギー代表としてブラジル・ワールドカップ(W杯)に臨む前に、チェルシーとの話し合いを予定しているとのことだ。
「W杯が近づいているので、集中するために早く解決させたかったけど、それは不可能だった。来週チェルシーと話をして、来年に向けて何か決めることができればいいけどね」
チャンピオンズリーグ準決勝で自身の保有権を持つチェルシーを破ったことについては次のように振り返った。
「チェルシーを倒すのは奇妙な感覚だったよ。普通は準決勝に勝てば本当に盛大に祝えるものだけど、僕はそうしなかった。僕を買ってくれて、アトレティコで3年間プレーするチャンスを与えてくれたのはチェルシーだったからね」
「僕はチェルシーの選手たちやサポーターに敬意を示すことができたと思うし、彼らも僕に対してそうしてくれた。素晴らしい気分だったよ。いつか彼らに恩返しができるといいね」
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