バルセロナのマルティーノ監督、「アトレティコ・マドリーの結果を知って胸をなで下ろした」

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現地11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節、バルセロナはアウェイでエルチェとスコアレスドローに終わった。しかし、ホームでマラガと対戦した首位アトレティコ・マドリーが同じく1‐1で引き分けたため、3ポイント差の2位の座をキープした。

この結果、最終節では本拠地カンプ・ノウでアトレティコ・マドリーとタイトルを賭けて戦うこととなったバルセロナ。試合後の会見に臨んだヘラルド・マルティーノ監督は、今シーズン何度も喫したアウェイでの黒星を避け、優勝争いに残ったことに安堵の表情を浮かべた。

「我々は気持ちを込めて戦ったが、プレー面で何かが足りなかった。イニエスタのシュートがクロスバーを直撃して以降、またアウェイで厳しい結果に終わるのではないかとナーバスになり、落ち着きが不安へと変わってしまった。それゆえ、アトレティコ・マドリーの結果を知って、正直言って胸をなで下ろした。これまで我々の身に起きてきた事を考えると、これは良い結果と言えるだろう。確かに試合前はドローに終わるとは考えていなかったが、ライバルも引き分けたことにより、我々には優勝の可能性が残された」

マルティーノ監督は一方、「私はそれほど要求が多い人間ではない」としながらも、サポーターに向けてアトレティコ・マドリー戦での強い後押しを求めた。

「今シーズンは輝きに満ちたものではなかったかも知れないが、最終戦はサポーターが望んでいるような極めて特別な試合のはずだ。我々はカンプ・ノウでアトレティコ・マドリーを倒さなければならないが、彼らの声援があればタイトル獲得の可能性が大いに増すことは間違いない」

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