フアンフラン「バルサやレアルよりも優勝に向けた準備ができている」

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アトレティコ・マドリーのスペイン代表DFフアンフランは現地8日、同日行われた練習後の会見に臨み、いよいよ大詰めを迎えたバルセロナおよびR・マドリーとの三つ巴の優勝争いについてコメントした。

残り2節となった現在、2位バルセロナに3ポイント差、3位R・マドリーに4ポイント差を付けて首位を走るアトレティコ・マドリー。今節のホームでのマラガ戦と次節のアウェイでのバルセロナ戦でいずれもドローを演じれば、優勝が決まる状況にある。だが、中途半端な姿勢は命取りになると考えるフアンフランは、あくまでも2試合とも勝利を目指すとの強い意思を示した。

「今週末のマラガ戦も来週末のバルセロナ戦も勝ちに行くということで、僕達の頭の中ははっきりしている。2連勝してタイトルを獲得するということしか考えていない。そのためにも、今はマラガ戦だけに全神経を集中させているところだ」

フアンフランはまた、つい最近までタイトル争いの最大のライバルと見られていたR・マドリーが直近の2試合で連続ドローに終わるという幸運により、アトレティコ・マドリーは優勝に近付いたとの意見について、「そういう物の見方は好きではない」と異論を挟んだ。

「もし僕達がリーガを制したなら、それはR・マドリーが失敗したからではなく、アトレティコ・マドリーが成功したからだ。同様に、もしバルセロナがタイトルを獲得したなら、それは彼らの功績によるものだ。当然、もしR・マドリーが優勝したなら、それは彼らが王者に相応しいからだ」

ここまで優勝争いを繰り広げてきたバルセロナとR・マドリーへの敬意を表したフアンフラン。その一方で、ライバル2チームよりも自分達の方が心身両面で充実しているとの自信を見せた。

「僕らはタイトル獲得に向けて万全の体勢が整っている。バルセロナもR・マドリーも、アトレティコ・マドリーほど準備ができているとは思っていない」

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