バルサに「勇敢な戦い」を求めるファブレガス

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敵地でクラブ・アトレティコ・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦に臨むFCバルセロナのセスク・ファブレガスは、チームはベストの状態でこの一戦に臨む必要があるとしながらも、「今シーズンはやるべきことがまだたくさん残っている」と突破に自信を示した。

ホームで迎えた1日の第1戦を1-1の引き分けで終えたため、バルセロナは突破のためには、少なくともエスタディオ・ビセンテ・カルデロンでアウェーゴールを奪わなければならない。今季、国内ですでに4試合を戦い、一度も勝てていない相手に対して、これが容易な課題でないことは、ファブレガスも承知している。「準決勝に進むには、最高のバルサを見せなくてはならない。それは僕らにもわかっている」と26歳のスペイン代表MFは語る。「現状は、向こうが少しだけ有利だ。僕たちは勇敢に戦い、最悪の結果になる可能性を頭から追い払わなければならない」

「今季、アトレティコとは4試合を戦ったけど、どれも厳しいゲームだった」とこれまでを振り返ったファブレガス。「今回も拮抗した試合になるだろうが、きっと勝利できると前向きに考えている。”アトレティコはこちらを抑え込みにかかるだろう。向こうには攻撃に出なければならないというプレッシャーはない。難しい戦いになるはずだ”。アトレティコにも確固としたスタイルがあるが、こちらも自分たちの強みを生かし、相手の守りを突き破りたい」と7シーズン連続のベスト4進出を目指すチームを代弁した。

アトレティコのエースストライカー、ジエゴ・コスタは第1戦の前半にハムストリングを負傷し、足を引きずりながらピッチを去っており、このエースストライカーの出場の可否によって、第2戦のゲームプランは変わってくるはずだ。しかしファブレガスは、このスペイン代表FWの欠場がバルセロナに有利に働くか、とする質問には明言を避けた。「ちょっとややこしい質問だね。仮にジエゴ・コスタが欠場した方がやりやすいと言ったとしても、代わりに出た選手がゴールを決めるかもしれない」

「ジエゴ・コスタはとても重要な選手だけど、アトレティコにはほかにもいい選手がたくさんいる。僕らは自分のやるべきことに集中するだけさ。試合終了まで、勝利を目指して戦いたい。それがうちの考え方だ。今シーズンはやるべきことがまだたくさん残っているからね」

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