チアゴ、「ジエゴ・コスタが出場できなくてもBプランがある」

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アトレティコ・マドリーの元ポルトガル代表MFチアゴは7日、スペインの通信社『EFE』からの取材で、2日後に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2nd Legのバルセロナ戦に向けた抱負を述べた。

敵地カンプ・ノウでの初戦を1‐1で乗り切ったことで、本拠地ビセンテ・カルデロンに戻っての今回の一戦では0‐0でも準決勝進出が決まるアトレティコ・マドリー。だがチアゴは、スコアを守り切るのではなく、積極的に勝利を狙う姿勢が必要との見解を示した。

「勝負はまったくどちらに転ぶか分からない。それゆえ、『勝ち上がりには0‐0で十分だ』などという考えを持って試合に臨むことはない。普段通りの戦いでゴールを狙っていくし、そのチャンスはあるはずだ。しかし、それはバルセロナにも言えることなので、僕達には少しの幸運が必要だ。試合は、ボール・ポゼッションを高めて試合を支配しに来るバルセロナに対し、厳しいプレッシングでボールを奪ってカウンターを仕掛けるアトレティコ・マドリーという、予想通りの展開になるだろう」

「偉大なバルセロナとCL準決勝を賭けて戦っているなんて、本当に素晴らしいことだ」との正直な感想を述べたチアゴ。これまで辛酸を嘗めさせられてきたバルセロナ相手に、今シーズンここまで4度の対戦で全てドローを演じてきたことで、今回の試合にも手応えを感じているという。

「僕達はここ数年、バルセロナに殆ど敗れ続けてきた。彼らは誰にも負かすことのできない遠い存在だった。しかし、チームとしてまとまりが出てきた今は状況が異なる。今シーズンの彼らとの拮抗した試合が、僕らに強い自信を与えてくれている」

チアゴは一方、故障により出場が危ぶまれているFWジエゴ・コスタが欠場したとしても、エースストライカーの不在はチーム全体で埋められるとの自信を示した。

「ジエゴ・コスタが出場できなくても、チームにはBプランがある。僕達は今シーズン、欠場者が出ても別の戦術をもって結果を残してきた。今のアトレティコ・マドリーでは、誰が出場してもチームの強い団結を表すことができる」

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