アトレティコ・マドリー戦に平常心で臨みたいアウヴェス「サンドウィッチとカフェオレで十分」

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バルセロナのブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが、1日に本拠地カンプ・ノウで行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1st Legのアトレティコ・マドリー戦の前日会見に臨み、試合に向けた抱負を語った。

現在、リーガ・エスパニョーラで首位を走るアトレティコ・マドリーと、1ポイント差の2位につけるバルセロナ。最終節の直接対決まで優勝争いを繰り広げると見られている両者にとって、今回のCLでの対戦は極めて大きな意味を持つ。しかし、平常心が重要だと考えるアウヴェスは、持ち前の冗談で試合への意気込みを述べた。

「今回の試合に向けては、ハムとチーズのボカディージョ(サンドウィッチ)とカフェ・コン・レチェ(カフェオレ)があれば十分だ」

両チームは今シーズンすでに3度顔を合わせているものの、昨年8月21日および28日のスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)、今年1月11日のリーガ・エスパニョーラ第19節といずれもドローに終わっている。だがアウヴェスは、今回はあくまでも別の試合であることを強調した。

「後ろを振り返ることはない。これは異なる大会における異なる試合だ。両チームには力の均衡が見られるが、ここまでのドローの流れはいずれ終わることになる。少なくとも僕達は引き分けを考えてはいない。勝利を目指してプレーするのみだ。ポゼッションを高め、ボールが行ったり来たりする展開を避けることが、試合の鍵となるだろう」

一方、今回の試合への出場が微妙な状態にあると見られている相手の得点源であるFWジエゴ・コスタについて質問されたアウヴェスは、「もしアトレティコ・マドリーから誰かを1人もらえるなら、彼を選ぶ」と実力を高く評価しつつも、アトレティコ・マドリーの最大の強みは団結力であるとの見解を示した。

「ジエゴ・コスタは違いを見せられる偉大な選手だが、アトレティコ・マドリーは彼だけではない。彼らは抜群のプレーの厳しさを誇る、最も厳しい対戦相手だ。それゆえ、ジエゴ・コスタがいてもいなくても、試合は難しいものになるだろう。いずれにしても、僕達は1人の選手だけではなく、チーム全体に注意を払わなければならない」

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