シメオネ:「“試合から試合へ”の重要性を倍化させる」

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23日のリーガエスパニョーラ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ガブリエル・カルデロン監督率いるベティスへの警戒感を表している。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「ベティスはカルデロン到着から勢いを増している。木曜のダービーは打撃だろうが、リーガでは上昇気流に乗っている。そのプレーは安定しながらもアグレシッブだ。我々はこれまでに示してきたようなパフォーマンスを見せなければならない。両チームともに勝ち点を手にする義務がある試合だ」

「ベティスは難しい時期を過ごしているが、ファンは常に彼らのそばにいる。我々は自分たちのことだけに集中しなければならない。ライバルに今後起こり得ることを考える必要はないんだ」

チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナと対戦することについても触れている。

「現在の我々はベティス戦だけに集中している。ただ相手は6シーズン連続で準決勝に到達しているチームだ。アルゼンチン人としては、我々の国の人間が準決勝という舞台に立つことに喜びを感じる。ヘラルド(・マルティーノ)にとっても私にとっても素晴らしいことだ」

残り10節となったリーガだが、シメオネ監督は“試合から試合へ”の方針の重要性を今一度説いている。

「“試合から試合へ”をこれまで貫いてきた。そして、ここから“試合から試合へ”の重要性を倍化させる。現在のような状況に立ち続けられるかは我々次第であり、疑いを持つ余裕などない。ルイス(・アラゴネス)が言っていたように、勝って、勝って、勝って、また勝たなければならない」

ベティス戦終了後に行われるクラシコについて問われると、次のように返答した。

「私はクラシコに飽きている人間だ。すまない。アトレティコは17時に、我々のリーグにおける決定的な試合を控えている。何よりも重要なのは、我々が明日の試合で何を成し遂げるかだ」

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