旧知の相手を警戒するバルサとアトレティコ

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欧州カップ戦では初顔合わせとなるFCバルセロナとクラブ・アトレティコ・マドリーだが、両者とも欧州の大会の常連だ。7年連続の準決勝進出を狙うバルサが、UEFA主催大会で自国のチームと対戦するのは今回が11回目。アトレティコは7度目となる。しかしバルサは対リーガ勢とのホームゲーム9試合で3勝しかできていないため、この記録を改善する必要がある。一方、アトレティコはスペイン勢との最初のアウェー戦4試合は落としたものの、直近の2試合は負けていない。

バルセロナのGKビクトル・バルデス
準々決勝に進出したチームは皆グループステージを首位通過しているから、どこと当たっても厳しい抽選結果になることはわかっていた。(アトレティコは)今季の対戦で、ハードワークを続ける危険なチームであることを示している。(ディエゴ・)シメオネ監督が大きな影響力を与えていることは確かだ。彼らは、今季僕らがうまく対応できていないセットプレーを生かして得点している。でも普段どおりの試合をすれば(そして第1戦で失点しなければ)、勝ち抜けられる可能性は高いだろう。

アトレティコの主将ガビ
僕らはバルセロナという最高のチームを引き当てた。彼らはこの数年、そう呼ばれる所以を示してきたが、僕らにも(彼らを倒す)チャンスはある。彼らにぶつかっていくつもりだ。(勝ち抜けの)本命はバルセロナだろう。アトレティコが本命だと言ったらどうかしていると思われるよ。(カンプ・ノウでの)第1戦が決め手になるね。僕らは(自分たちのスタイルを)変えるつもりはない。カンプ・ノウでは死ぬ気で戦うよ。試合に向けてこれからハードワークが待っている。

(ダビド・ビジャは)こういう試合での経験が豊富であり、バルサとの試合は彼にとっていつも特別なものとなる。自分たちのできるベストを尽くしたいね。バルセロナのような強力なチームとの試合、特にアウェー戦はハードだ。過去の戦績から考えれば本命はバルサだけど、犠牲者のように振る舞ったら責められるだろう。うちはフィジカルに強いチーム。こういう試合にも、これまでの試合と同じように備えるつもりだ。

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