シメオネ:「優勝の可能性は残り5節まで話さない」

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15日のリーガエスパニョーラ第28節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのエスパニョール戦を1-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、残り5節となるまで、優勝争いに言及しない考えを再度口にしている。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「何度も言ってきたことだが、リーガが残り5節となるまで、優勝の可能性について話すことはない。残る5節となった段階で現在と同じ位置にいるならば、これまでとは違う話をしよう」

試合自体については、次のように振り返った。

「苦戦を強いられた。1-0のまま試合が進んだからね。2得点目を決めなければ、いつだって不安が付きまとう。だがチームは試合を見事にコントロールしていた。前半のプレーは少し不明瞭だったが、選手たちが並外れた仕事を成し遂げていることに変わりはなかった」

「選手たちは最大限の力を振り絞り、勝利をつかみ取っている。チャンピオンズリーグで生き残り、リーガで期待を維持し続けているんだ」

エスパニョールのハビエル・アギーレ監督は、シメオネ監督について「以前のアトレティコで言えばアラゴネス、バルセロナであればグアルディオラのような存在。彼のチームは我々の模範」と発言している。

「アギーレの言葉に深く感謝するよ。私は彼に対して、巨大な称賛の気持ちを持っている。彼のチームは常に競争的だ。しかし謙虚な気持ちでもって言わせてもらうが、我々は模範になることを望んでいない。ただアトレティコは、困難な日々を過ごす人々とアイデンティティーをともにしている。相手よりも劣っていながら、何かを勝ち取ることは難しい。だからこそ、我々が実現していることには価値がある」

この試合の決勝点を記録したFWジエゴ・コスタにも触れた。

「前半は不明瞭なプレーを見せ、その後に停滞した状況から脱したことを好ましく思う。コスタのリアクションは素晴らしいものだった。彼はマークを外すタイミングを待ち続けた。そのタイミングが訪れることを確信し、実際に生かし切ったんだ。それが私の心に残っている」

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