14日のリーガエスパニョーラ第28節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにエスパニョールを迎える。この試合を前に会見に臨んだディエゴ・シメオネ監督は、チームが今現在も“試合から試合へ”で進み続けていることを主張している。スペイン『マルカ』が伝えた。
MFガビの「今なら、僕たちが最後までリーガを争うと言える」との発言を『アス』が伝えたことで、ついに方針を変えたと噂されていたアトレティコ。だがシメオネ監督は、キャプテンの発言の意図が曲解して報じられていたことを強調している。
「ガビはアトレティコが最後まで競争し続けると言ったんだ。私は『マルカ』が報じた発言を心に留めており、それは『アス』が伝えたこととは違う。『アス』は彼の言葉の解釈を間違えた。我々は“試合から試合へ”と進んでいく」
それに付け加える形で、チャンピオンズリーグ(CL)のことを忘れ、エスパニョール戦だけに集中する必要性を説いた。
「我々はエスパニョール戦のことしか意識していない。CLミラン戦のようなカルデロンの雰囲気を、もう一度見られたらいいね。それは期待を生み出し、生気を感じられる環境だ」
「CLでの成功はクラブ、ファン、選手たちにとって重要なものだ。だが欧州最高の7チームに付け加えられる存在になっても、明日の試合では何も価値がない。勝利を収めることは我々のモチベーションを高め、次の試合に向けた最高の準備となる。つまり、我々のことだけを考えなくてはならない」
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