シメオネ:「邪魔と思われようが我々は生き残っている」

この記事は約2分で読めます。

2日のリーガエスパニョーラ第26節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのレアル・マドリー戦を2-2のドローで終えた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームのパフォーマンスへの満足感を表している。

スペイン『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「結果はこのようなものであり、正当かどうかは分かりかねる。勝利を収める可能性もあったが、得られる結果は試合終了時のものだけなんだよ。重要なのはチームが活気を示したことだ。誰かにとっては邪魔な存在かもしれないが、我々は生き残っている」

カルロ・アンチェロッティ監督が「アトレティコは暴力的な試合を演じようと試みた」と発言したことを伝えられると、次のように返答している。

「ライバルの監督が下す評価であり、それに敬意を表すよ」

試合自体については、次のように振り返った。

「我々にとって打撃となる先制点を決められたが、その後に素晴らしいリアクションを見せたね。そのために相手陣地でプレーできるようになり、決定機を生み出すことが可能となった」

「後半も良い形で始められたものの、マルセロとカルバハルがマドリーに勢いを与え、我々はカウンターの精彩を欠いてしまった。決定機もあったが決め切れなかったね。ただチームは素晴らしい仕事ぶりを見せたし、私は誇りに感じている。彼らの実現した仕事に大きな価値を与えたい」

シメオネ監督はまた、デルガド・フェレイロ主審のレフェリングについて問われ、「話すことは望まない。すまない」と返答。マドリーに勝利することは不可能かとの質問には、「いや。我々はもう打ち破っている」と語った。一方で、交代枠を一つしか使わなかった理由は、次のように説明している。

「我々がリードしていたし、あのような試合のリズムの中で違う選手をピッチに立たせ、チームのプレーに適応させることは難しいと感じた。セボジャ・ロドリゲスを投入したのは、彼のキャラクターが我々の助けになれると考えたからだった」

また、モノ・ブルゴス助監督が退席処分となったことにも触れている。

「混乱した状況になるまでは、何かを口にしたわけではない。審判は遠い場所から、彼が何かを口にしたと解釈した」

最後に、アトレティコが生き残っていることを邪魔と感じるのが誰であるのかを問われ、こう返した。

「我々を付属物と考えたい人々だ。分かる人は、それが誰かを理解している」

コメント