アトレティコ、オサスナに0-3完敗

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23日のリーガエスパニョーラ第25節、アトレティコ・マドリーは敵地エル・サダールでのオサスナ戦を0-3で落とした。アウェーで連敗のアトレティコは、レアル・ソシエダ戦を落とした2位バルセロナと勝ち点60で並び、得失点差によって3位に位置。エルチェ戦を制したレアル・マドリーが、敗戦した両チームに勝ち点3差をつけて単独首位に浮上している。

&アルダ・トゥランをベンチスタートとして代わりにジエゴ&アドリアンを両サイドで起用したアトレティコは、オサスナの執拗なプレッシングを前に攻め手を欠く。すると6分、ショートコーナーからペナルティーエリア内に勢いよく侵入したアルバロ・セフドにGKクルトワを破られ、ビハインドを負った。

アトレティコはリアクションを見せることができず、21分に点差を広げられる。フアンフランがクリアし損ねたボールをアルメンテロスに奪取され、豪快なミドルシュートを突き刺された。焦るシメオネ監督のチームは、26分にジエゴ・コスタがビジャとのコンビプレーからシュートを放ったが、これはわずかに枠外へ。反撃のきっかけを逃すと42分、ダミアのクロスからロベルト・トレースにヘディングシュートを決められ、3点差で試合を折り返した。

シメオネ監督はハーフタイム、1度警告を受けていたマリオ・スアレスに代えてコケを投入。しかし、その後も反撃の糸口を見つけることはできず、アルゼンチン人指揮官はジエゴ、ビジャとの交代でA・トゥラン、そしてオサスナを古巣とするラウール・ガルシアを入れて交代カードを使い切る。

アトレティコは77分、コケが折り返したボールからR・ガルシアがバイシクルシュートを放ったものの、これはクロスバーをわずかに越える。また82分にはD・コスタがドリブルからペナルティーエリア内に侵入するも、角度のないところから繰り出したシュートは枠を大きく外れた。結局、一矢を報いることもできぬまま、ウェーブが巻き起こるエル・サダールで試合終了のホイッスルを迎えている。

完敗を喫したアトレティコ。この試合で唯一ポジティブであったのは、次節に本拠地ビセンテ・カルデロンでのマドリッドダービーを控える状況で、累積警告にリーチがかかっていたミランダ、ゴディン、フィリペ、A・トゥラン、D・コスタが警告を受けずに済んだことだった。

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