ガビ、不調のミランを警戒「どちらが優勢かはピッチ上で決まるもの」

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アトレティコ・マドリーは18日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1st Legのミラン戦の前日会見にディエゴ・シメオネ監督と主将のMFカビが臨んだ。

CL決勝トーナメントに進出するのは2008‐09シーズン以来となるアトレティコ・マドリー。ガビは、5年前はポルト相手にアウェイ・ゴールの差により阻まれた準々決勝進出に向け、普段通りのプレーで1st Legをものにしたいとの意思を表した。

「僕達はCLの決勝トーナメントでプレーするという意欲に満ち溢れている。この舞台はハードワークによって勝ち取ったものなので、変わらぬ姿勢をもってホームでの2nd Legに繋がるような良い結果を残したい」

両チームは現在、アトレティコ・マドリーがリーガ・エスパニョーラで首位バルセロナおよび2位R・マドリードと同ポイントの3位に着けているのに対し、ミランはセリエAで首位ユヴェントスから31ポイント離された9位に沈んでいる。だが、ガビはアトレティコ・マドリー優位との声をきっぱりと否定した。

「どちらが優勢かはピッチの上で決まるものだ。僕達はミランというチームと彼らの持つ歴史を最大限にリスペクトしている。勝敗予想は単にメディアのためにあるものだ」

一方、「私もガビと同意見だ」と述べたシメオネ監督は、ミランの底力を警戒すると共に、初戦必勝との姿勢を示した。

「我々が相手にするのは、フットボール界で極めて重要な成功を収めてきた強力なチームだ。それゆえ、今回の試合では最高の姿を見せてくることだろう。アトレティコも長い歴史を持ったチームだが、彼らに対抗するためには集中力と決定力を発揮して、良い試合を行わなければならない。ミランの戦い振りを見る限り、今回の試合は両チームにチャンスが訪れるオープンな展開になるのではないかと予想している。いずれにしても、1st Legの結果が勝負を分けることだろう」

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