ラウール・ガルシア、「僕のゴールよりもクルトワのセーブの方が重要だった」

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29日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝2nd Leg、大会連覇を狙うアトレティコ・マドリーはアウェイでA・ビルバオを2‐1で下し、1st Legとの合計スコアを3‐1として準決勝進出を決めた。

この試合、前半終了間際の42分に失点を喫し、2試合合計スコアで並ばれたアトレティコ・マドリーだが、55分にMFラウール・ガルシアのゴールで再びアドバンテージを奪うと、86分にFWジエゴ・コスタがとどめの一撃を突き刺した。

貴重なゴールを挙げたラウール・ガルシアは、試合後のインタビューでチームの底力を強調した。

「チームはキックオフからの30分間、これといった問題を抱えることもなく、チャンスにも恵まれるなど、良い感じでプレーできていた。ところが、前半終了間際になり、失点を機にちょっとした苦戦を強いられてしまった。それでも、ハーフタイムの話し合いで普段通りの無骨なプレーを心掛けることを確認したことで、後半に逆転することができた。アトレティコ・マドリーは強大なチームだ。なぜなら、物事が上手くいかなくなった時に、状況を打開する力があるからだ」

今シーズン既に公式戦で12ゴールを記録しているラウール・ガルシアだが、この日の主役は自分ではなく好セーブを連発したGKクルトワであるとの謙虚な姿勢を示した。

「僕がシーズン半ばの段階で多くのゴールを挙げているのは、チームを助けられているという意味で重要だ。一方、今日のゴールは決定的だったけれども、クルトワのセーブの方が価値が高かったと思うよ」

これにより、準決勝ではレアル・マドリーと対戦することが決定したアトレティコ・マドリー。ラウール・ガルシアは、昨シーズンの決勝に続く宿敵撃破に向け強い意欲を表した。

「レアル・マドリーとの試合はいつでも特別だ。彼らは偉大なチームであり、ここに来て大きく調子を上げてきた。だが、僕らも難しい日程の1月をしっかりと乗り切れている。それゆえ、準決勝では2試合共に充実した戦いを見せ、決勝に進むことしか考えていない」

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