23日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝1st Leg、大会連覇を目指すアトレティコ・マドリーはホームでアスレティック ・ビルバオを1‐0で下し、ベスト4入りに向けアドバンテージを手にした。
この試合、40分にMFコケの右クロスにDFゴディンが頭で合わせて先制すると、手堅い守備でアスレティック ・ビルバオにゴールを許さず完封勝利を収めたアトレティコ・マドリー。ディエゴ・シメオネ監督は試合後の会見で、難しい試合を制しての先勝に満足感を示した。
「試合は前半、我々はいくつかの決定機のうち1つを生かすことができ、アスレティック ・ビルバオにも1度ゴールチャンスがあった。一方、1‐0のスコアで迎えた後半は、両チームが結果重視の戦いを繰り広げるという、典型的なカップ戦の展開となった。ノックアウト方式の大会では、アドバンテージを得て第1戦を終えることが重要だ」
シメオネ監督はその一方で、アスレティック ・ビルバオが無敗記録を更新中のサン・マメス・バリアでの2nd Legに向けて気を引き締めた。
「第2戦も拮抗した試合になるだろう。素晴らしい雰囲気の一戦になることは間違いない。我々は、厳しい戦いを最高の手段で乗り越えられるよう、しっかりと準備を整えるつもりだ。アスレティック ・ビルバオはリーガでも4位に着けている通り、好調を維持している。それゆえ、勝ち抜けは五分五分だ」
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