ウィーンのビエリカ監督、「ユヴェントスやレアル・マドリーはアトレティコ・マドリーに敵わない」

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6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第4節、アトレティコ・マドリーはホームでアウストリア・ウィーンに4‐0で圧勝し、無傷の4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

前半だけで3点を奪い、後半は早い時間帯に主力を下げる余裕の試合運びを見せたアトレティコ・マドリー。アウストリア・ウィーンのネナド・ビエリカ監督も、試合後の会見で完敗の弁を述べた。

「序盤に失点を喫したことで、アトレティコ・マドリーにとって戦いやすい展開にしてしまった。とはいえ、チームは及び腰になった訳ではなく、単に我々には彼らほどの力量がなかったということだ。我々は1点ビハインドの段階で迎えた試合唯一のチャンスをものにできなかった。そのような形ではアトレティコ・マドリーのようなチームと争うのは不可能に近い」

ビエリカ監督はさらに、以前から好意的なコメントを残しているアトレティコ・マドリーへの賛辞を次々と並べた。

「私は昨日、ユヴェントスとレアル・マドリーの一戦を見たが、戦術的な統制を欠く無防備な試合だった。あの2チームではアトレティコ・マドリーには敵わないだろう。CLはクリスティアーノ・ロナウドが制覇するものではなく、アトレティコ・マドリーやドルトムントのような規律のある熟成されたチームが勝ち取るものだ。また、タイトルレースの第2集団に位置するアトレティコ・マドリーには、優勝候補のレアル・マドリーやバルセロナが受けるようなプレッシャーがないことも優位に働くだろう。私は、アトレティコ・マドリーがリーガとCLでタイトル争いをすると思っているし、そうなることを期待している」

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