ディエゴ・シメオネ監督は、リーガエスパニョーラのタイトルを争う決戦となる17日の第38節バルセロナ戦に向けて意気込みを語っている。
最終節を迎え、2位バルセロナと勝ち点3差で直接対決を迎えるアトレティコ。アウェイで引き分け以上なら首位を守り優勝、敗れればバルセロナが優勝となる。
シメオネ監督は16日の会見で、劇的な状況となった最終決戦に臨む上での心境を語った。スペイン複数メディアが会見での指揮官のコメントを伝えている。
「良い感覚だ。バルサと対戦するときはいつもそうだが、大事な試合だと感じている。両チームに最高の形でリーガを終えられる可能性があるならなおさらだ」
「選手たちにとっては、この試合自体がモチベーションになる。彼らは非常に必死に頑張ってきた。我々は最高のやり方を見つけ出すつもりだ。ピッチ上で自分たちのやれることすべてを出しきれるように願っている。大事なのは言葉ではなく行動だ」
引き分けでも優勝できる状況とはいえ、本拠地カンプ・ノウで戦うバルセロナが脅威となることは存分に認識している。
「おそらくは今シーズンの最高のバルサを見ることになるのではないかと思う。彼らのホームであり、非常に素晴らしいメンバーを揃えているチームだ。最もタフな姿を見せるバルセロナと戦うことになる。向かい合うのがどういう相手なのかは分かっているし、自分たちの長所も短所も分かっている」
「シーズンを通して、レアル・マドリーに7ポイント差をつけることになることも、バルサを6ポイント引き離すことも想像すらできなかった。だが、数週間前に差がついたときでも、バルサは決して戦うことをやめなかった。その点で彼らを称賛しなければならない」
来週にはチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリー戦も控えているが、集中力を乱されることはないとシメオネ監督は主張する。
「今の時点では、誰も来週のことは考えていない。次の試合を最大限に尊重しているからだ。リーグタイトルを争う決勝戦であり、滅多にあるような試合ではない」
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