シメオネ「レバンテ、レバンテ、レバンテと考えるべき」

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4日のリーガエスパニョーラ第36節、アトレティコ・マドリーは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出などの喜びを忘れ、目前の試合だけに集中する必要性を説いている。

スペイン『マルカ』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「CL決勝に進出しても、現実が我々のことを引き戻す。常に大切にしてきた大会はリーガだとね。我々は“試合から試合へ”と進み、今回の一戦の重要性を噛みしめなければならない。彼らはホームで失点が少ないチームであり、常に結果を残してきた私の称賛する監督が指揮を取っている」

「我々の道から外れることなく、集中して進み続けなければならない。チームを取り巻く環境はその道から外れることを誘うものであり、決して簡単ではない。しかしながら我々は、レバンテ、レバンテ、レバンテと、レバンテ戦こそが最も重要と考えなくてはならない」

シウター・デ・バレンシアには8000~9000人のアトレティコファンが赴くと見られている。

「ファンタスティックだろうね。人々が我々の位置する状況を解釈し、チームに寄り添い、ともに試合に参加することを願っている」

イギリス方面から届くFWジエゴ・コスタのチェルシー移籍報道についても触れた。

「明日にとても重要な試合を控え、我々は緊張と集中を必要としている。強大なチームが一チームの重要な選手たちを求めるのは当たり前のことであり、そのような興味が起こることには満足感を得ているよ。チームが好調であることを意味するものだからね」

「だが前にも言ったことだが、彼がチェルシーに行けばさらなる金を手にでき、ここに残れば競争に臨むことができるんだ」

またリーガ優勝を達成できなければ失敗かとの問いには、「考える必要はない」と一蹴。今季の振り返りを求められると、次のように返答している。

「まだすべきことが多く残っている状況で、結論を出し終えることなどできない。リーガを終えた際には、何を成し遂げたか評価を受けることになるだろう。だが私は残っている全大会が終了するのを待たせてもらう。その後に自分たちの評価を下すよ」

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