カルデロン帰還に感動のトーレス 「これ以上特別なことはない」

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チェルシーFWフェルナンド・トーレスは22日、CL準決勝1stレグで古巣アトレティコ・マドリーと対戦した。ビセンテ・カルデロンに戻ってきたかつてのキャプテンは感動を覚えつつ、2ndレグで決勝進出を目指したいと話している。

FWサミュエル・エトーの負傷欠場もあって先発したトーレス。だが、チームが守備的な戦術を用いたこともあって、得点という結果は残せなかった。それでも、自らキャプテンマークを巻いた古巣との一戦は、彼にとって特別なものだっただろう。試合後、トーレスは『カナル・プリュス』で次のように話している。

「7年ぶりにカルデロンに戻れるなんて、これ以上特別なことはない。アトレティコがCL準決勝という舞台に立っている意味も含めてね。僕はアトレティコで、どのような状況でも試合は競い合うものだと教えられた。でも、試合前後はとても感動的だったよ。ファンの歓迎は忘れられない」

「素晴らしい感覚だ。ピッチに立ったときと試合後に僕の名前を叫んでくれたときの気持ちを説明するのは難しい。いつだって僕が与えた以上のことを与えてくれるんだ。アトレティコ復帰の可能性? 今日ここに戻って来たじゃないか。“試合から試合へ”で進まなくてはね(笑)」

“試合から試合へ”というのは、ディエゴ・シメオネ監督が普段使っている言葉だ。そのシメオネ監督との関係については、このように述べている。

「僕たちは2年間チームメートだったし、良い関係を築いている。今日と来週の水曜以外はね。僕は常に勝利を臨んでいる」

試合は0-0のスコアレスドローに終わった。ジョゼ・モウリーニョ監督による守備的戦術と、決勝進出が懸かる2ndレグについて、トーレスは次のように語った。

「アトレティコはカウンターで相手を葬る。ジエゴとグアヘ(ビジャ)、あるいはジエゴ・コスタ一人でね。僕たちはそれを回避しなければならなかった。今日の結果は両チームにとって良いものだ」

「2ndレグ? アトレティコは、自分の夢を追い続けることを教えてくれた。僕は決勝という舞台に立ちたい。負けることはできないし、勝利を手にしなければね。とてもオープンな状況だ。チェルシーはホームで、アトレティコがゴールを決めれば、僕たちは彼らより多く得点しなければならない。それぞれの見方次第だよ」

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