新旧アトレティコFWについて語るシメオネ

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ディエゴ・シメオネ監督が、同クラブへの復帰が噂されているチェルシーのスペイン代表FWフェルナンド・トーレスについて言及している。また、エースストライカーとして活躍するスペイン代表FWヂエゴ・コスタに関して、同選手が移籍を志願した場合には、快く送り出す意向があることを明かした。イギリス『メトロ』が15日、スペインのラジオ番組に出演したシメオネ監督の両ストライカーに対するコメントを伝えた。

トーレスは、2001年から6シーズンにわたって在籍した古巣アトレティコへの復帰が囁かれている。2007年の夏にリバプールへ移籍したスペイン代表FWは、4シーズンで102試合に出場して65ゴールを記録し、2011年の夏にチェルシーへ移籍。だが、今季のリーグ戦では24試合で4ゴールを挙げるにとどまっているなど、周囲の期待に応えられていない。トーレスへの関心を問われたシメオネ監督は次のようにコメントした。

「私は彼に対し、『フェルナンドと我々は密接な関係にある』とメッセージを送ったんだ。彼は、今のアトレティコで起こっている様々な変化に満足しており、成功を祈ってくれている人物でもある。もちろん、アトレティコで育った彼は、幸せを感じるこのクラブへいつか戻りたいと思っているようだ」

一方、今季のジエゴ・コスタは昨シーズンまで在籍していたコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの穴を埋め切る活躍ぶりを披露。今季のリーグ戦では、31試合で26ゴールを記録しており、チームを優勝争いへ押し上げる原動力となっている。チェルシーからの関心が噂されるヂエゴ・コスタについては、次のようにコメントした。

「環境を変えるか変えないかは彼次第だ。彼が決めたことを全力でサポートしたい。チェルシーがジエゴ・コスタに関心を抱くことは至って普通のこと。それに私は、ビッグクラブから関心を寄せられるまでに成長した彼の現状に満足している」

「チェルシーは、莫大な資金を有するクラブの1つだ。ジエゴ・コスタが今後もフットボーラーとして生計を立てたいのなら、私は移籍することに異論はない。ファルカオだってそうだった。彼のモナコ移籍を認めない理由がどこにあったというのだ」

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