チェルシーのロン・グーレイCEOは、アトレティコ・マドリーGKティボ・クルトワがチャンピオンズリーグ(CL)のチェルシー戦に出場することに問題はないとコメントしている。
2011年夏以来チェルシーからアトレティコにレンタルされているクルトワは、CLで両チームが対戦することになった場合、契約条項により出場できないと見られていた。チェルシー戦に出場するためにはアトレティコが1試合あたり300万ユーロ(約4億2000万円)を支払わなければならない条項が存在するとされており、アトレティコのエンリケ・セレソ会長も「支払える金額ではない」とクルトワの欠場を示唆していた。
11日に行われたCL準決勝組み合わせ抽選の結果、両チームは実際に対戦することが決定。抽選に先立ちUEFAは、あるチームが他チームの出場選手を制限することは規定上無効との立場を表明し、クルトワがチェルシー戦に出場できることを明確にしていた。
グーレイCEOはイギリス『スカイ・スポーツ』に対し、契約の詳細についての言及は避けながらも、クルトワがチェルシー戦に出場することには元々問題はなかったと話している。
「(今季の)レンタル契約は今シーズンはじめに締結された。ごくシンプルな話だ。ティボはチェルシーとの試合でプレーすることができる。そのことに疑いはなかった」
「UEFAの声明に関しては、我々はこれから検討を行う。チェルシーに関しては、我々はレンタルの規定を守っている」
コメント