アトレティコ、D・コスタの移籍金設定額引き上げへ

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アトレティコ・マドリーが、FWジエゴ・コスタの契約改善に向けた動きを見せている模様だ。スペイン『マルカ』が報じている。

昨夏にD・コスタとの契約を2018年まで延長したアトレティコ。だが『マルカ』によれば、今季の爆発的な活躍を受けて、年俸(300万ユーロ)の改善を決断したという。その意図はやはり、移籍金設定額3800万ユーロ(約53億4700万円)の引き上げにあるようだ。

プレミアリーグのクラブから興味を持たれているD・コスタだが、アトレティコは移籍金設定額の引き上げによって、将来的に巨額のオファーを受け取ることを目指す方針とされる。だが後釜確保の期間を設けることを含め、ブラジル出身FWを少なくともあと1シーズンはチームに留める意向のようだ。一方、プレミアが自身のプレースタイルと合致すると考えるD・コスタ自身も、移籍はまだ早く、クラブとの契約改善に前向きと見られる。

なお、今季の予算を1億2600万ユーロ(約177億円)に定めるアトレティコは現状、決算前の夏の移籍市場で1500万ユーロの選手売却収入を必要としている。この額はMFクリスティアン・ロドリゲス、FWアドリアン・ロペス、DFエミリアーノ・インスアといった選手の売却で賄えるために、D・コスタ含めたチームの主力選手は来季も維持できる見込みだ。

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