シメオネ「望むような負け様だった」

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11日のコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのレアル・マドリー戦を0-2で落とし、2戦合計0-5で敗退した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、自身の思惑通りに事が運ばなかったとの感想を口にしている。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「0-3で負けている状況で、4得点を決めるのは難しい。中盤でボールを奪取し、マンキージョ、インスーアの両サイドによってそれを運ぼうとしたが、想像していたようにいかなかった。責任は私にある」

「敗戦すれば、満足感を得ることなどない。選手たちは不快に感じているが、それは当たり前のことだろう。だが我々は昨季にコパ優勝を果たし、今季には準決勝にまで到達した。我々は競争的なチームであると示しているし、何も悪いことはないよ」

逆転可能と本当に考えていたのかを問われると、「私が選択したスタメンが悪かったのかい? 」と聞き返し、次のように続けた。

「マドリーが優位になるようなエピソードが存在した。ベルナベウではオウンゴールによって2失点を許し、この試合では序盤に2度もPKを与えてしまった。2試合ともチャンスに乏しく、それらが勝敗を決める決定的なプレーとなったんだ。5分間で2度PKを献上すれば、試合はとても難しくなる」

一方で、選手たちには称賛の言葉を送っている。

「後半のチームは私の好むものだった。敗退したと知りながらも、顔を上げて戦うことは簡単ではない。一人の監督として、この試合から多くのことを学んだよ。選手たちの負け方を評価したい。後半に見せた彼らの負け様は、我々が望むものだった」

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