アトレティコ・マドリーのミゲル・アンヘルCEOが、先に亡くなったルイス・アラゴネス氏の名を新スタジアムに使用する案を否定した。
2016-17シーズンから、約7万人収容の新スタジアムを使用する予定のアトレティコ。同スタジアムが、クラブ史上最大のレジェンドとも称されるアラゴネス氏の名を冠するべきとの意見も出始めているが、ヒル・マリンCEOはその可能性を考慮していないようだ。
「ルイスは傑出した人物であったが、このクラブにはほかにも歴史を築いた選手たちがいる。不幸なことに、我々はそのような人物を失ったときに思い出すんだよ。ルイスが生きている間に、彼を称えることはかなわなかった」
また、ディエゴ・シメオネ監督がアラゴネス氏と比較し得る人物であるとの見解を示した。
「ルイスがリーガで首位に位置しているのを目にしたら、誇らしく感じていたことだろう。ルイスはアトレティコというクラブの価値を体現した男であり、シメオネと同じようにこのクラブを一つにした。そしてシメオネはルイスのように、このチームのスポーツ面における美点を示している。懸命に仕事に励み、聡明で狡猾。何より、選手たちを一枚岩にまとめ上げることができる。だからこそ成果を収められている」
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