シメオネ「メッシ不在は想定していない」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、11日に行われるリーガエスパニョーラ第19節バルセロナ戦に、FWリオネル・メッシが先発で出場してくることを想定しているようだ。

ハムストリングの負傷で離脱を強いられ、8日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグのヘタフェ戦で復帰したばかりのメッシ。バルサのタタ・マルティーノ監督は、首位攻防戦となるアトレティコ戦にメッシを先発起用するかどうかを明言していない。

だがシメオネ監督は、メッシが先発すると考えた上で対策を練っている様子だ。試合前日の会見で次のように述べた。

「明日のバルサがメッシ抜きの試合になるって? そうは考えていなかった。バルサには様々な選択肢があるが、彼が明日の試合にいないことは想像できない」

「我々は相手の最高の11人を想定して準備をしている。バルサも14人の選手を起用することはできないので、誰かはベンチに残らなければならない。我々の想像する11人に対する対策を考えなければならない」

いずれにしても、メッシと同じアルゼンチン人であるシメオネ監督は、シーズン後半戦でのメッシの活躍にエールを送った。

「アルゼンチン人として、メッシが最高の状態に戻ったことは非常にうれしく思う。ワールドカップで優勝しなければならないが、彼はそのために決定的な選手だ。これからの4カ月を最高の形で戦ってほしい」

1位と2位に並ぶ両チームの激突は、前半戦の首位ターンを争う一戦にもなる。昨年8月のスペイン・スーパーカップ(1-1、0-0)で対戦した際と同じような試合になるとシメオネ監督は予想している。

「この試合は決勝ではない。リーガの1試合だ。非常に重要な試合ではあるが、リーガの1試合であることに変わりはない。自分たちの武器を生かして、自分たちの試合をすることを目指す。スーパーカップと同じような戦いがしたいと思っている」

「我々が高い位置でポゼッションするとは想像していない。相手がそうすることになるだろう。スーパーカップと同じような試合だと思う。できるだけスペースを消すようにしたい。アレクシス(・サンチェス)やペドロやネイマールがいて、彼らは非常に縦に速い。今のバルサは以前よりも危険だと思う。すべてを勝ち取ったチームから、さらに良くなった」

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