アトレティコ、ソサ獲得で選手放出の扉を開く

この記事は約2分で読めます。

メタリストに所属するアルゼンチン代表MFホセ・ソサ(28)のレンタルでの獲得が明らかとなったアトレティコ・マドリーだが、今後は選手の放出に動くことになりそうだ。スペイン『アス』が報じている。

シメオネ監督が望んでいた中盤の創造的選手として、ソサの確保に成功したアトレティコ。『アス』によれば、今後は過剰戦力の放出にプライオリティーが置かれる模様だ。現在放出候補に挙がっているのは、ウルグアイ代表MFクリスティアン・ロドリゲス(28)、ウルグアイ人DFホセ・ヒメネス(18)、スペイン人DFハビエル・マンキージョ(19)、スペイン人MFオリベル・トーレス(19)、ブラジル人FWレオ・バチストン(21)の5選手と見られる。

ウルグアイ代表MFのC・ロドリゲスについては、本人もアトレティコで今季を終える考えとされるが、説得力のあるオファーが届くことで移籍の可能性もあり得るという。一方、将来的な主力と期待されるマンキージョについては、ベティスやエルチェがレンタルでの獲得を望んでいる状況。またソサとポジションが重なるオリベルについては、出場機会の確保のためにレンタルで放出する可能性も存在するようだ。

最も放出の可能性が高いのは、今夏にアトレティコに加入しながら、出場機会に恵まれていないレオとされる。『アス』は古巣ラージョ・バジェカーノのほか、マラガ、ベティス、アルメリア、ビジャレアル、ウェストハムから、ブラジル出身FW獲得オファーが届いていることを報じている。

アトレティコがこれらの選手の処遇を検討するのは、出張中のミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOがマドリッドに戻った後となる見込み。しかしながらシメオネ監督は、冬の市場での選手放出をできるだけ避け、現存のメンバーで今季を戦い抜く考えを貫いているようだ。

コメント