シメオネ「ベルナベウでの決勝という舞台で、最高の試合ができた」

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コパ・デル・レイ決勝でレアル・マドリーを延長戦の末に2‐1で下し、10回目の大会制覇を達成したアトレティコ・マドリー。一夜明けた18日にはマドリー市内で凱旋パレードが行われ、沿道を埋め尽くしたファンと優勝を分かち合った。

これまでレアル・マドリーとの直接対決で辛酸を嘗め続けてきたアトレティコ・マドリーだが、敵地サンチャゴ・ベルナベウでのタイトル獲得という最高の形で14年振りの勝利を挙げた。パレードの終着地であるネプトゥーノ(ネプチューン)広場でサポーターに向けてスピーチを行ったディエゴ・シメオネ監督も、アトレティコ・マドリーの不屈の精神を強調している。

「アトレティコ・マドリーが持つ最大の強みは、どんなに叩きのめされようとも信じることをやめない力だ。14年もの月日が経つ中でも、我々はチャンスが訪れるまで決してあきらめなかった。ベルナベウでの決勝というこのうえない舞台で、最高の試合をすることができた」

一方、主将のガビは、「この勝利は14年間待ち続けてくれた人々のものだ」と述べ、ファンへ感謝の気持ちを示した。

「サポーターと一緒に喜びを分かち合うことができ、本当に嬉しい。僕達はレアル・マドリー撃破を願い続けてきたが、アトレティコ・マドリーを愛する誰もが望むような最適の機会で、それを達成することができた。この素晴らしいチームを日々応援してくれるサポーターにはお礼を言いたい。僕はピッチ上でアトレティコ・マドリーの伝統を守れるという幸運に恵まれた、皆さんの中にいる1人だ。近いうちにこの場に戻ってくることを約束したい」

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