堅守ヘタフェと、超攻撃的布陣アトレティコが激突

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 12勝7分10敗の勝ち点43で、現在第8位につけるヘタフェ。チャンピオンズリーグ出場圏内の第4位のレアル・ソシエダは前節終了時で勝ち点48と、その差は5ポイントとなっており、まだまだCL、ヨーロッパリーグともに来シーズン出場のチャンスがある。そのためにも、ここから先は熾烈な戦いが予想されるため、上位が相手と言えども勝ち点を確保したいところだ。

 第23節のバルセロナ戦で敗れて以来、4勝2分と6戦負け無しのヘタフェ。4勝はセルタ、マジョルカ、レアル・サラゴサ、アスレティック・ビルバオ相手に挙げたもの、引き分けはともにアウェーでレバンテとベティス相手、さらにこの6戦で失点はわずかに2だ。絶好調と言っても過言ではないが、今節の相手は2位争いを繰り広げるアトレティコ・マドリー。ホームでどのような戦いをするのか見ものだ。

 ・プラサ監督は、「CL、EL出場権を得るためには、勝たなければならない。今節の相手はリーガでも屈指の強豪だが、負けられないんだ」と、チームの目標を口にした。どこまで上位陣に食い込めるか、まずは目先の試合で確実にポイントを稼ぎたい。

 前々節、ホームでの初の敗戦で3位に転落したアトレティコ・マドリーは現在19勝4分6敗の勝ち点61。第2位レアル・マドリーは前節終了時で勝ち点62と、依然として2位の座をめぐる争いは最後までわからない。ただ、ここ5試合ではエスパニョールとオサスナに2勝しているものの、マラガ戦と前節のバレンシア戦で引き分け、そしてレアル・ソシエダ戦ではホームでの初黒星を喫したアトレティコ。決してチームの調子がいいとは言えない結果となっている。

 ディエゴ・シメオネ監督は今節、左足首のねん挫により戦線離脱したトルコ代表MFアルダ・トゥランに替えて、スペイン人FWアドリアン・ロペスを起用するようだ。コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、ブラジル代表FWジエゴ・コスタ、アドリアン・ロペスという布陣は14節レアル・マドリー戦、16節バルセロナ戦、27節ソシエダ戦でリードを奪われた際に用いられた超攻撃的布陣。この3トップが何を奏でるかに注目したいところだ。その他では累積警告により前節を欠場したスペイン代表DFフアンフランも復帰予定と、大きなメンバー変更は無い予定。

【予想スタメン】
・ヘタフェ [4‐2‐3‐1]
GK:13.コディーナ
DF:4.・トーレス(15.ラファ)、12.フェデリコ・フェルナンデス、2.アレクシス、16.エスクデロ
MF:23.ボルハ(5.ラセン)、25.シャビ・トーレス、14.ペドロ・レオン、19.バラダ、17.ディエゴ・カストロ
FW:11.アドリアン・コルンガ

・アトレティコ・マドリー [4‐3‐3]
GK:13.クルトワ
DF:20.、23.、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF:6.、14.、4.
FW:7.アドリアン・ロペス、9.ファルカオ、19.

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