ファルカオが南米帰りのアトレティコ対ソルダードを欠くバレンシア

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 前節オサスナを2-0で下し、3戦未勝利の流れを断ちきったアトレティコ・マドリー。レアル・マドリーに2位の座は譲ったものの、まだ4位レアル・ソシエダとは勝ち点13差と余裕がある。一方、そのレアル・ソシエダを勝ち点2差で追う5位バレンシアはマラガ、ベティスらも含めた4位争いの渦中にあるため、アウェーながらもより勝利が必要な状況にある。

 2週間の中断期間を経て再開する今節のポイントは代表戦の影響だろう。特にアトレティコ・マドリーはFWファルカオやDFゴディン、バレンシアはMFバネガ、FWアエド・バルデスといった南米勢がハードなワールドカップ予選と長距離移動を強いられた直後のため、コンディションが心配される。

 またディエゴ・シメオネ監督は出場停止のDFフアンフランの代役として、カンテラーノのDFマンキージョを右サイドバックで先発起用することを明言している。対するバレンシアはDFラミ、MFフェグリが出場停止、DFビクトル・ルイスとFWソルダードがけがと、各ラインの核となる選手が多数不在の苦しいメンバー構成で臨むことになる。

 ポゼッションスタイルのバレンシアに対し、堅守速攻型のアトレティコ・マドリーはスタイル的に相性が良い。だが前回対戦ではソルダードの見事なボレー弾でバレンシアが先制した後、アトレティコ・マドリーが押し込みながらも相手の守備を崩しきれず完封負けを喫している。お互いリードした後のゲームコントロールに長けるだけに、先制した側に試合の流れが大きく傾くことになるはずだ。

【予想スタメン】
・アトレティコ・マドリー [4-4-2]
GK:13.クルトワ
DF:26.、23.ミランダ、2.ゴディン(18.ダニエル・ディアス)、3.
MF:6.、14.、4.、10.アルダ
FW:9.ファルカオ(7.アドリアン・ロペス)、19.

・バレンシア [4-2-3-1]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:12.ジョアン・ペレイラ、20.リカルド・コスタ、22.マテュー、3.シソコ
MF:21.パレホ(6.アルベルダ)、24.ティノ・コスタ、11.ピアッティ、23.カナーレス、15.ジョナタン・ビエラ(17.グアルダード)
FW:7.ジョナス(16.アエド・バルデス)

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