シメオネ監督「バルサとレアルの2強時代に“飽き飽き”している」

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 18日、スペイン紙『マルカ』主催によるリーガ各賞を祝うセレモニーが行われたが、その中でこの日脚光を浴びたのが“アトレティコ・マドリー軍団”だった。

 2011-12シーズンにUEFAヨーロッパリーグを制した同クラブ。今シーズンもその勢いを駆って、リーガ・エスパニョーラではレアル・マドリーと僅か勝ち点1差の3位につけ、来シーズンのチャンピオンズリーグ参戦に向けて、順調な歩みを進めている。国王杯でも、マドリード・ダービーでの決勝進出に名乗りを上げるなど躍進中だ。

 ディエゴ・シメオネ監督は「このヨーロッパリーグのタイトルは、我々にとって非常に重要だ。我々は、バルセロナやレアル・マドリーの域に達するためにも、勝ち続けなければならないし、経済力も必要だ。もう、2強だけの時代には“飽き飽き”している。しかし、今はとにかく次の試合、バレンシア戦に集中している」と発言。

 さらにエンリケ・セレソ会長は「(タイトル獲得は)とても喜ばしい事だ。そして、今シーズンもチームはタイトルをさらに加えるチャンスを持っている。国王杯の決勝だ。是非、箱のより大きいサンチャゴ・ベルナベウ(レアル・マドリーの本拠地)でやりたいものだね。我々は歴史的にも決勝に数多く進み、そして勝利して来た経験がある。今回の決勝だって、何故我々が負けると言えるんだい?」と、タイトル獲得に意欲を見せた。

 また移籍話の絶えないコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、「僕はこのクラブでとても幸せだ。アトレティコを取り囲む全ての人達は、僕らが手にしている結果を楽しんでいる。この先も、もっと彼らに喜びをもたらしたいと願っているよ。この先? 僕は今を生きている」と語った。

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