スペイン紙『AS』によると、今シーズン快進撃を続けているアトレティコ・マドリーが、来シーズンに向けてマラガの元フランス代表MFジェレミー・トゥラランの獲得を計画しているという。
現在、首位バルセロナからは11ポイント離されているものの、3位のレアル・マドリーに5ポイント差をつけて2位を走るアトレティコ・マドリーは、4年ぶりとなる来シーズンのチャンピオンズリーグ出場が現実味を帯びてきている。
一方、今シーズンのチャンピオンズリーグでは決勝トーナメント進出を果たし、リーガ・エスパニョーラでもレアル・マドリーから5ポイント差の4位につけているマラガだが、財政問題によりUEFA(欧州サッカー連盟)の主催大会からの除外処分を受けており、CAS(スポーツ仲裁裁判所)への異議申し立てが認められない限り、来シーズンのチャンピオンズリーグないしヨーロッパリーグへの出場は不可能となる。また、トゥララン本人はリーガ・エスパニョーラに満足しているものの、来シーズンもチャンピオンズリーグでプレーしたい意向のため、今後の去就は不透明となっている。
アトレティコ・マドリーは、昨年夏の移籍市場でもトゥララン獲得を目指した経緯があるが、このマラガの現状および同選手の希望を鑑みて、今年の夏も再び攻勢を仕掛ける構えのようだ。
コメント