首位対2位、メッシ対ファルカオ、ポゼッション対カウンター…大一番は見どころが満載

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勝ち点6差の首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーによる直接対決となる今節は、今シーズンの優勝争いを左右する大一番だ。早くも3位レアル・マドリーに勝ち点11差をつけている現状、バルセロナがこの試合で勝てば、このままぶっちぎりで優勝してしまう可能性が高くなる。逆にここでアトレティコがその独走状態に「待った」をかけることができれば、再びレアルにも逆転の可能性が見えてくるはずだ。

 また今節は現在最も乗っている2人のストライカー、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとアトレティコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオの対決という意味でも注目されている。前節ベティス戦で2ゴールを挙げたメッシはゲルト・ミュラー氏が持つ年間最多得点記録を40年ぶりに更新すると共に、今シーズンのゴール数を早くも22得点まで伸ばした。対するファルカオはデポルティボ相手にクラブ史上2人目の1試合5得点の偉業を達成。これで一気に今シーズン16得点に伸ばし、レアルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを抜いて得点王争いの2位に浮上している。

 対照的なプレースタイルのぶつかり合いとなる試合展開も見どころの1つだ。ボールポゼッションをベースに遅攻を仕掛けるバルセロナに対し、アトレティコは厳しいプレッシングでボールを奪い、前線のファルカオを起点に鋭い速攻で相手ゴールを陥れる。お互いに高い決定力を持ったストライカーを要するだけに、守備面のミスは即、命取りとなるだろう。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:21.アドリアーノ、3.ピケ、5.プジョル、18.
MF:6.シャビ、16.セルヒオ・ブスケツ、8.イニエスタ
FW:17.ペドロ、10.メッシ、9.(7.ビジャ)

・アトレティコ・マドリー [4‐2‐3‐1]
GK:13.クルトワ
DF:20.、23.、2.ゴディン、3.
MF:14.、4.、6.コケ、8.ラウール・ガルシア、10.アルダ
FW:9.ファルカオ

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