アトレティコ・マドリーは今週木曜日に行われたヨーロッパリーグのグループステージ第3戦で、ホームにポルトガルのアカデミカ・デ・コインブラを迎え 撃ち、2-1で勝利した。この勝利を挙げたことでクラブの連続無敗記録を21に伸ばし、1990-1991シーズンより破られていなかった20試合連続無 敗記録の更新を果たした。アトレティコ・マドリーは昨シーズン第33節レアル・マドリー戦で敗れて以来、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパ・スーパーカッ プを含め、敗戦を喫していない。さらに今シーズンの開幕戦、レバンテに引き分けて以来、公式戦では11連勝中。ディエゴ・シメオネ監督はまさに一時代を築 きつつある。
シメオネ監督は、「数字は歴史のため、そしてジャーナリストのため。私たちは明日を見ている、つまり次の試合だ。オサスナ戦はとても難しい試合になるだろう」と、勝って兜の緒を締めた。破竹の勢いで勝ち進み、首位バルセロナを追走する。
一方のオサスナは現在1勝2分5敗の最下位。唯一の勝利は第6節のホームで迎えたレバンテ戦で、この時は4-0で大勝を収めている。また、前節初勝利を 挙げたエスパニョールとは、勝敗数で並んでいる。昨シーズンは7位という成績を残し、最終節までヨーロッパリーグ出場権を争っていただけに、ファンのため にもここは踏ん張りどころだ。
MFセフードは、「我々は今、勝ち点5という位置にいる。でも、もし少しでも役に立つなら、最下位にいることは二の次だ。心地がいいものではないが、こ のネガティブさを変えるために、みんなで同じ方向に舵を取らなければならない。私たちは最下位にいるが、自らにプレッシャーをかける必要はないし、でも上 手くできていないことはよく考えなければならない」と、現状を冷静に分析し、内に秘めた闘志を垣間見せた。絶好調のチームを相手に、分岐点とできるか注目 が集まる。
【予想スタメン】
・アトレティコ・マドリー[4-2-3-1]
GK:13.クルトワ
DF:20.フアンフラン、23.ミランダ、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF:4.マリオ・スアレス(5.チアゴ)、14.ガビ、6.コケ(11.クリスティアン・ロドリゲス)、8.ラウール・ガルシア、7.アドリアン・ロペス
FW:9.ファルカオ
・オサスナ[4-2-3-1]
GK:13.アンドレス・フェルナンデス
DF:15.オイエール、5.ロロ、14.アリーバス、24.ダミアー
MF:10.プニャル(22.ティモール)、25.アナン、16.セフード(20.ラマー)、17.ニノ、9.アルメンテロス(11.シシ)
FW:12.ジョセバ・ジョレンテ(7.キケ・ソラ)
コメント