開幕後いまだ1勝も挙げていないマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるエスパニョールは現在1分4敗の第19位。前節アウェーでのベティス戦は1得点 も挙げずに0－1で負け、前々節のアスレティック・ビルバオ戦はホームで3－3の引き分け、他の3試合はすべて得点挙げるも1点差で敗れている。結果がすべてであると言われればそうだが、早く1勝を挙げたいところだ。
ポチェッティーノ監督は会見で、「クラブが私の形、仕事のやり方に問題があると言うなら、2分で解決する。結果がついてこないときは、監督の責任で、監督がその問題を請け負う。でも、それは一時的な問題で、私は選手に信頼を置いているし、選手も私を信頼してくれている」と、この状況を打開することを約束した。MFワカソが前節のイエローカード2枚による退場で今節出場停止だが、FWロンゴが出場停止から明ける予定。奮起に期待したい。
リーガ開幕戦で引き分けたあと、スーパーカップ、ヨーロッパリーグを含め怒涛の6連勝を挙げるアトレティコ・マドリー。これまでのリーガは、バルセロナ、レアル・マドリーの2強以外は別のリーグとも言われていたが、今シーズン、このアトレティコ・マドリーが優勝争いに絡んでくる可能性は決して少な くない。現在4勝1分で第2位につけ、首位バルセロナを2ポイント差で追っている。
ディエゴ・シメオネ監督は、「私たちはポイントがいくつかなんて見ていない。私たちが見ているものはライバルたちだ。常に勝つことは複雑だし、このリーガはとても難しい」と1試合1試合戦うことの重要性を説いた。
水曜日、延期されていた第3節ベティス戦も4－2で勝利。この試合でもゴールを決め、開幕戦以外全4試合で得点を挙げているFWファルカオは、1ゴール差でバルセロナのメッシの上をいく得点ランキングトップに立っている。
【予想スタメン】
・エスパニョール [4－2－3－1]
GK：1.クリスティアン・アルバレス
DF：16.ハビ・ロペス、3.ラウール・ロドリゲス、15.エクトル・モレーノ、18.カプデビラ
MF：4.ビクトル・サンチェス、6.フォルリン（5.テヘーラ）、11.ルイ・フォンテ、10.ベルドゥー、20.シモン
FW：12.ロンゴ（8.ストゥアーニ）
・アトレティコ・マドリー[4－2－3－1]
GK：13.クルトワ
DF：20.フアンフラン、23.ミランダ、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF：4.マリオ・スアレス（5.ティアゴ）、14.ガビ、6.コケ（11.クリスティアン・ロドリゲス）、19.ジエゴ・コスタ（7.アドリアン・ロペス）、10.アルダ
FW：9.ファルカオ
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