クラブ・アトレティコ・マドリーは、ベルギー代表GKティボー・クルトワの3シーズン目となる期限付き移籍の延長に関して、所属元のチェルシーFCと合意に達した。
21歳のクルトワは、2011年8月にマンチェスター・ユナイテッドFCへ移籍したダビド・デ・ヘアの代役として加入して以来、アトレティコで大活躍してきた。元KRCヘンクの守護神は、期限付き移籍1年目にUEFAヨーロッパリーグを獲得。2012年のUEFAスーパーカップでは、所属元のチェルシーと戦ったチームの勝利に貢献した。
2012-13シーズン、クルトワはスペイン・リーガで37試合に出場して29失点という成績を残し、リーグで失点率が最も低い選手に贈られるリカルド・サモラ賞を受賞した。アトレティコはリーガを3位でフィニッシュ。クルトワは5月のスペイン国王杯決勝でも、レアル・マドリーCFを破ったチームの勝利に大きく貢献している。
新たに1年間の期限付き移籍契約を結んだ後、クルトワは次のように語った。「本当にうれしいよ。僕自身が望んでいたことだからね。来シーズンもアトレティコに残り、UEFAチャンピオンズリーグという大舞台で戦いたいといつも言っていた。何しろ、素晴らしい形で出場権を獲得したからね。最高のサポーターたちにもっと喜んでもらいたいと思っているよ」
ディエゴ・シメオネ監督率いるチームは、新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグに2009-10シーズン以来となるグループステージから出場する。
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