UEFAスーパーカップでチェルシーFCを下したクラブ・アトレティコ・マドリーのファルカオは、チームの勝利に貢献した前半のハットトリックを「夢にも思わなかった」とコメント。好調を維持するこのストライカーは、チームメートのアドリアン・ロペスにも絶賛されている。一方、敗れたブルーズ(チェルシーの愛称)のMFエデン・アザールは、UEFAチャンピオンズリーグ連覇を狙うためにもミスから学ぶ必要があると語った。
アトレティコのFWファルカオ
本当に嬉しいね。自分の期待を上回る活躍ができたし、(ハットトリックを達成できるとは)夢にも思わなかった。スーパーカップ優勝とゴールを夢見ていたとはいえ、自分自身の期待をはるかに超えているよ。すべてがうまくいき、このように特別な何かを手に入れたのだから、とても感動しているよ。
タイトルを懸けた一発勝負の決勝だけに、集中して厳しくプレーしなければならなかったが、チームとしてピッチ上でそれを示すことができた。僕らは立ち上がりから自分たちのペースをつかんでいたよ。戦前の予想ではチェルシーの方が有利だったけど、高いレベルのプレーを披露し、勝利を収めることができた。
アトレティコのFWアドリアン・ロペス
僕らはとても満足しているよ。非常に強いチームが相手で、難しい試合になると覚悟していたけど、何もかも僕らにとって完璧な展開となった。立ち上がりから非常に良く、早い時間帯に得点できた。2点目もその後すぐに生まれたし、正しい姿勢で試合に臨むことができたね。チームは非常に真剣にこの試合に取り組み、だからこそ勝つことができたんだ。
ファルカオは素晴らしい選手だ。大一番ではいつも見せてきたように、今日も非常に冷静なところを示した。彼がチームにいることを誇りに思う。人としても、チームメートとしても申し分ないよ。勝って自信をつけることができた。特にチャンピオンズリーグ王者のチェルシーのような相手を破ってトロフィーを手にすることができたわけだからね。彼らを倒せたのは本当に大きい。チームもファンもモチベーションを高められる。今はこの瞬間を楽しみ、この勢いをリーグへ持ち込みたいね。
チェルシーのMFエデン・アザール
試合に負けたので、僕らはがっかりしている。最も大事なのは、前を向くこと、犯してしまったミスを確認すること、そして今後の試合でそれを繰り返さないことだ。
大きな試合、大きな大会でプレーし、トロフィー獲得を目指すためにチェルシーへやって来た。今シーズン、狙えるトロフィーはたくさんある。すでに二つを逃してしまったけど、まだいくつか残っているよ。それを全力でとりにいくつもりだ。チャンピオンズリーグが究極の夢であることに変わりはない。(UEFAチャンピオンズリーグ・グループE初戦の)ユベントス戦のような試合を経験することで、僕らは強くなれるはずさ。
僕にとって非常にいいシーズンのスタートとなっている。イングランドでの生活にも十分に慣れたし、プレミアリーグでは連勝スタートを切ることができた。自分だけでなくチームも今の調子を続けられるといいと思う。最も大事なのは、自分ではなくチームだからね。勝ち続けている限り、僕らは自信を保つことができるだろう。
コメント