アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、アトレティコからマンチェスター・シティに加入したFWセルヒオ・アグエロの移籍騒動に、いまだ納得の行かない様子だ。
セレソ会長は「我々がアグエロに何かしただろうか? 彼のアトレティコへの対応に、疑問が残る」とアグエロのシティ移籍に不快感を示している。
2ヵ月に及んだアグエロの移籍騒動は29日、アグエロのシティ移籍の正式発表をもって決着が着いた。「アトレティコを出たい」と自ら移籍を志願し、コパ・アメリカ2011終了後のアトレティコのプレシーズン入りも拒否した同選手は、アトレティコのクラブ幹部、ファンにわだかまりを残してしまった。
セレソ会長は「アグエロは、もっと良い形でクラブを去ることができたはずだ。しかし現実、アグエロはもういない。今は、新たなシーズンに集中すべきだ」と前を向くことを強調した。
同会長はまた、アグエロの後釜についても言及した。エスパニョールFWパブロ・オスバルドへの関心も伝えられているが「まだ何も決めていない。オスバルド? 知らないね」と言葉をにごしている。
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