気を引き締めるシメオネ監督「罠にはまる可能性がある」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は8日、練習後に行われた記者会見でチームの現状分析を行った。

 シメオネ監督が就任して以来、3勝1分と快進撃を続けているアトレティコ・マドリーは、それまで11位だった順位を今シーズン最高の7位まで上げている。チームのパフォーマンスを素直に評価したシメオネ監督は、その一方で今後の課題を掲げた。

「我々は力強さと積極性を取り戻すことができた。また、ここまでは良いプレーができている。とはいえ、我々が望んでいるのは、ボールを奪った後、もっと正確なプレーをすることだ。重要なのは選手が何分間プレーするかではない。出場する選手が何分間に渡り良いプレーができるかだ」

 アトレティコ・マドリーは今週末、降格圏内の18位に沈むラシン・サンタンデールと対戦するとあり、勝ち点3が期待されている。だがシメオネ監督は、周囲の楽観的な予想に釘を刺した。

「ラシンには細心の注意をはからなければならない。なぜなら、リーガ・エスパニョーラでは全てのチームが質の高いプレーをするからだ。どのスタジアムでも罠にはまる可能性がある」

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