シティ、アグエロの移籍手続きを完了

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マンチェスター・シティFCがアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロをクラブ・アトレティコ・マドリーから獲得し、攻撃のオプションをさらに広げた。移籍金は4000万ユーロ(約44億5000万円)と報じられている。

27日にマンチェスターでメディカルチェックをパスした23歳は、シティとの5年契約にサイン。背番号は16に決定した。すでに第1回ダブリン・スーパーカップ親善試合トーナメントのメンバーに登録されており、早くも今週末には新天地でデビューを飾る可能性が高い。

“クン”の愛称を持つ技巧派ストライカーは、2006年にCAインディペンディエンテから移籍したアトレティコで5シーズンにわたって活躍。スペイン・リーガで通算175試合75得点を記録したほか、UEFAチャンピオンズリーグの2大会で計5得点をマークしている。

アトレティコでは2010年のUEFAヨーロッパリーグ優勝にも貢献し、その数カ月後にFCインテル・ミラノを倒したUEFAスーパーカップでは自らゴールを決めた。シティが今夏に獲得した新戦力は、アーセナルFCから加入したガエル・クリシ、FKパルチザンから加わったステファン・サビッチの両DFに続いて3人目となる。

アグエロはアルゼンチン代表としても31試合13得点を記録し、7月に祖国で行われたコパ・アメリカでは4試合に出場した。昨季のイングランド・プレミアリーグで3位に躍進したシティは、初挑戦となる新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグにグループステージから出場する。

一方、アグエロが退団したアトレティコは、前線の駒不足に悩まされることになりそうだ。右ひざの靭帯と軟骨を損傷したジエゴ・コスタは手術を受け、6カ月の長期離脱を余儀なくされている。アグエロともコンビを組んだ22歳のブラジル人FWは、アトレティコが7位で終えた昨季のリーガで28試合6得点という数字を残していた。

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