アトレティコのEL制覇に寄与した右サイドバック。
元々はレアル・マドリーのカンテラ出身で、スペインU-21代表にも招集されたウィンガーでした。体格は細身で頼りなげでしたが、その切れ味鋭いドリブルと果敢なプレースタイルが魅力でした。
レアル・マドリーのトップチームでは定着できず、2006-07シーズンにオサスナに移籍しました。そこでイラン代表MFのマスード・ショジャエイとのドリブルコンビを組み、リーガでも有名なサイドアタッカーに成長しました。
2011年冬、アトレティコ・マドリーに引き抜かれましたが、期待されたほどの成績は残せませんでした。しかし、ディエゴ・シメオネ監督のもとで右サイドバックに転向し、徐々に適応していきました。守備面では課題がありましたが、運動量と攻撃力でそれをカバーし、成功を収めました。
この活躍がスペイン代表監督のデル・ボスケにも認められ、EUROのメンバー入りを果たしました。アルバロ・アルベロアがレギュラーとして期待されていますが、フアンフランはバックアップとして期待されています。
また、古巣のレアル・マドリーが彼の獲得に興味を示しましたが、アトレティコは交渉を拒否したそうです。
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